「うまい肴を食わせる店がある」
「うまい酒を飲ませる店を知ってるよ」
人気の繁盛店は、そういうありがたいお客様の声に支えられていつでも来店が絶えませんね。そうした店の持つ「個性」が、たくさんのお客様を引き寄せます。
しかしそうしたお客様の評価について、ひとついえることは
「食べてもらえたから飲んでもらえたからこそ、評価されている」
つまり、
おいしいかおいしくないかは、食べてからお客様が決めることで、
うまいものを用意しておけばお客様は勝手に注文するわけではありません。
ですからどんなよいものを用意していても
「口に入れてもらえなければ、評価されていないのも一緒」
といえると思います。
飲食業は注文する前、食べる前から商売が始まっているといいます。
いかに魅力的に見せるか、頼みたいと思ってもらうかが大切です。
ですから商品をそろえることが個性ではなく、お客様に素晴らしい商品を味わっていただくために、その商品を魅力的に伝える気持ちが、「店舗の個性化・差別化」につながると考えます。
例えば店のお品書きに、
「旬の刺身」
「時期外れの魚の刺身」
と書いた場合、どちらの売れ行きがよいかは予想できると思います。 しかし気の利いた人なら「おもしろい!」と予想に反する受け入れられかたをするかもしれません。
それに実際は「時期外れだけれども自分はこの魚が一番好き、あるなら頼みたい」という方もいるはず。
つまりお客様は千差万別。
お客様の感じ方、味覚は個々人でまちまちです。
「一番うまい酒、一番売れる酒は、ない」
これが正解です。
しかし、そこで重要になるのが「人が酒を選び、酒も人を選ぶ」ということです。
新しい肴を出したい場合、それに合わせた酒を提案することが、あなたのお店に来てくれるお客様の満足度を向上させる、一番の近道ではないでしょうか。
蔵元様と真正面から向き合って信頼関係を築き、多くの酒を扱う飲食店や居酒屋とお付き合いしてきた「酒道屋 丸山」。
こだわりを持った「頑固一徹」。
だけれど話好きで、困っている人には親身になって相談に乗れる店主だからこそ、今の時代にはない新しい提案ができるはずと自負しております。
酒に関することでお悩みの飲食店・個人の方は、ぜひ一度お問い合わせください。
※なお勝手で申し訳ありませんが、お取り扱いは関東・中部・関西(配送地域限定)とさせていただきます。